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部活動始めました

日曜日。
朝一番の時間帯に部活が入っていた次男、出かけたと思ったら一時間ほどして帰ってきた。
なんでも、顧問の先生に叱られ、「帰れー!!」と怒鳴られ、帰ってきたんだそう。
何度聞いても、次男の説明では状況が今一つ分からないのだが、
集合の時間が遅い、ダラダラしている、真剣味がない、
叱られた理由は大方そんなことのようである。

おーおー、やってるなーsmile
次男が入部したのはバスケ部。
さすが運動部である。
「センパイがすごく優しい」けれど、「先生はこわい」んだそうである。
だけど。
それで帰って来ちゃってよかったわけ!?
私の時代だったら、「すみませんでした!!練習させてください!」と、そこは泣いて訴えるところだと思うのだが、現代っ子は違うようである。
「だって、帰れって言われたんだもん。だいたい、先生怒ってるのに、笑って話してるヤツがいてさー、先生余計に怒っちゃって。それで、おまえら帰れーってなって、ぼくたちなんかトバッチリだよ」
いや、そうじゃないでしょ。
遅く行ったのはアナタもでしょ。
時間を守った早目の行動は、部としての規律を維持する上でとても重要だ。
次男を見ていると、やはり認識が甘いと言わざるを得ない。
先生もたいへんだなーと思う。
こんな中身がまだ小学生の子どもたちを、一人前の運動部員に育て上げるまでに、あとどれくらい怒鳴らなければならないのだろう。
そうやって先生が、自分たちに膨大なエネルギーを注いでくれているという真実を、あの現代っ子たちはいつか気付くときが来るんだろうか。

母親目線で見る次男は、まぁ、無邪気なものである。
ボールの扱いに少し慣れたと言っては喜び、センパイと親しく口をきいたと言っては嬉しがる。
一つ二つ年上の子たちを「センパイ」なんていう慣れない呼び名で呼び、敬い慕うさまは、母の目にはとても新鮮である。
練習キツかったー とよれよれになって帰宅する姿も、母の胸にグッとくる。
初めての部活動、たくさんの戸惑いも感じているだろうが、とにかく一生懸命である。
気心の知れた仲間と顔を合わせれば、もう楽しくって仕方がない。
不真面目なのではないのだけど、とにかく楽しくって嬉しいのだ。
でも、その楽しくって嬉しいのは、運動部員らしくない。
顧問の先生の目からすれば、指導の対象になってしまう。

「学校の先生って、みんなすぐ怒りすぎるんだよ」と、次男は口を尖らせて言う。
自分たちが先生を怒らせる原因を作っている事実なんて、まるでないみたいに。
「卒業式のときだってね」と今度は小学校時代の話を持ち出す。
「ツムツムの音がするんだよ。シーンとして式が始まるのに、どこかでだれかがツムツムやってんだよ。卒業式でツムツムの音が聞こえたら、可笑しいでしょ。ふつう笑うでしょ。で、ちょっと横向いて笑ってたら、先生に怒られた。」
納得いかないって顔の次男である。
それは初めて聞いた話だったが、きっと親に連れられて来た小さな弟妹の誰かが間をもたせるためにスマホのゲームをしていたんだろうと思う。
筋から言えばゲームの音を消すべきだが、その場にいた先生にとっては児童に笑うなと言うほうが早い。
なにせ、卒業生は卒業式の主役。
みんなが注目するのだから。
ま、先生の対応も仕方なかったよねぇと思うけれども、怒られた本人としては不本意なのも分かる。
こうやって、少しずつ始まっているんだなぁ と私は思った。
なにがって、「どうせ大人は分かってくれない」っていう例のアレ。
親も先生もクソくらえっていう思春期特有の反抗期。
次男は家でも外でも、特別反抗的な子どもというわけではない。
それでも、心の内で大人たちの行動を観察し、矛盾を見つけては、不満や不信を募らせていく時期なのだ。
そんなことを考えると、本当に中学の先生ってたいへんな仕事だと思う。
部員と顧問の間の適度な距離感を保つのは、すごく難しいと思う。
どうかうまく舵取りをしていただき、ムチばかりでなく時々は飴も与えてもらって、未熟な我が子をご指導いただけたらと願う。

週が明けて月曜日。
前日一緒に帰ってしまった数人の部員といっしょに、先生に謝りに行ったそうだ。
「自分で帰れって言ったくせに、おまえら、なんで帰ったんだよ~!って言ってた」
ぽそりとつぶやく次男。
それ、先生の前で口に出さなくて正解。
先生の深い愛が、現代っ子思春期篇の彼らに届く日はそう遠くないと予感した私である。

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青年期」カテゴリの記事

コメント

ウチのは1つ上です。
剣道部。指導できる顧問がいないという理由で、新入生の入部は受け付けず、彼らが卒業したら廃部決定です。
横浜の中学なのに同学年3クラスのみ。
先生の数もそれに合わせて少なくなるものだから、顧問のなり手もなく、他にも廃部決定の運動部も。。
お互い大変ですね~。
ふ~、とため息が出ます。

投稿: 猫畑猫麻呂 | 2017年5月30日 (火) 21時23分

さぼてんの花さんのお話はいつ読んでも面白いね~happy01
次男くんが成長する様子がわかって私も心がじんとします。
中学の先生はほんにほんに大変です。
私も上の子下の子と役員やってたので3年間よく先生方とお話しました。うちは陸上部でしたけど、全国レベルで強かったので顧問の先生は休みもなくて本当にお世話になりました。
でも子供ってちゃんと見てるから、きっと次男くんもそのうち先生の怖さに隠れた優しさがわかると思いますよheart04

投稿: タッタ | 2017年6月 1日 (木) 23時12分

猫畑猫麻呂さん、こんにちは。
そうですか。部がなくなるって寂しいですね。
後輩が入ってこないという状況も、
ご本人たちにとっては張り合いのないことでしょう。
うちの中学も同じような状況で、数年前に
柔道部がなくなりました。
武道は部活としては難しいんですかね…
子どもが減ったからって仕事量にそれほど変化はないと思うのに、教員まで減ったら
いろんな面で支障がありそうですけど、
どうにかならないものでしょうか。

投稿: さぼてんの花 | 2017年6月 3日 (土) 10時27分

タッタさん、こんにちは。
いつもお立ち寄り下さって、ありがとうございますhappy01
子育ての中のじんとくるポイント、
母親にはありますよね。
タッタさんと共有できて嬉しいです。

にしても、全国レベルの陸上部⁉️
すごいなぁ。
さぞ厳しかったんでしょうね。
そんな中にこそ、きっと強い絆も育つのでしょうね。
いいなー、そういうの。

投稿: さぼてんの花 | 2017年6月 3日 (土) 10時40分

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