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中間テスト

帰宅するなり次男が言う。
「友達と勉強するから、帰り遅くなるけどいい?」
人生初の定期考査の前である。
一学期の中間テストは中学生となったばかりの子どもたちが受ける洗礼。
学習の内容はもとより、これから中学校生活を送る上での重要なルールやスキルを学ばなければならない。
必要な課題をやっつけるために図書館へ行き、閉館時間までやったら近くのマクドナルドへ移動。
そこで食事をしつつ続きをやり、9時には帰ると言うけれど、
そんなんでちゃんと勉強やれるのかしら。
しかも一緒に行動するのは、まーくんという友人。
あのまーくんでしょ?
小さいころからとってもヤンチャでいたずらな。
ここしばらく、次男の口からまーくんの名前は出なかったので、
それほど親しくしていたとは知らなかったが、この春から同じクラスになったのは知っていた。
「だって、あいつさー、全然わかってないんだもん。
 ぼくは別に一人で塾の自習室だっていいんだよ。
 だけどあいつがどうしても一緒にやろうっていうからさー」
さも分かったような口ぶりで物言う次男。
ほぉー。
アンタも頼りにされることがあるんだねー
…と言いたくなるのを抑え、あらそう と曖昧に笑う私。

そこへまーくんから電話が入り、用意をしながら通話する二人。
「でさ、なにを持ってけばいいの?」と、まーくん。
訊かれた次男は、「なにって、全部だよ!」
「えー、全部って?」
「範囲表に書いてあるだろ。数学と国語と理科と・・・ 」
「あ、理科の教科書、学校に忘れた!」
「もー!持ってこれるの、全部持ってこーい!!」
二人の会話はスピーカーホンで、周囲に筒抜けである。
聞いていると、いつになく、あの頼りない次男がしっかりして見える。
つくづく、環境は人を育てるのだなぁ などと思う。
一応はひと通り、やるべきことは分かっているようで、こちらもひとまず安堵する。

「ね、マクドナルドで勉強するっていうんなら、
 うちにおいでよ。近いんだし。」
横から私が言う。
「マックで勉強させてもらえるか分からないし、
 うちに来た方が安心だよ」
なにせ、まだまだ小学生上がりの二人である。
じゃあそうするよ、マック食べたら戻ってくる と言い残し、
いそいそと出かけて行った次男だった。
やっぱりマックはどうしても外せないわけね…coldsweats01

七時すぎ。
大人だけで食卓を囲んでいると、次男がまーくんを連れて戻ってきた。
静かな客間を二人に使わせ、しばらくしてから飲み物とおやつを差し入れる。
まーくんのお母さんがいろいろ気を回して持たせて下さったので、
ありがたく頂戴したものだ。
まーくんがお母さんに電話をつないでくれたので、
「二人、すごく一生懸命やってますよー」と本人たちに聞こえるように経過報告をし、少し帰りが遅くなると思いますけど とことわって電話を切った。
なるべく邪魔しないようにと思っても、つい気になるのが親ごころである。
こっそり様子を見に行った夫が笑いながら帰ってくる。
「あの二人、いいコンビだよ。
 なんかね、あいつ、まーくんにはあんなに偉そうにしてたくせに、
 国語のワーク、試験の範囲じゃないところをやってたって
 気付いて、悶絶してた。
 結局ね、類は友を呼ぶんだよsmile
そこのとこはまーくんのほうがよく見ていて、次男が見落としていたらしい。
ちょっとはしっかりしたのかと錯覚したが、次男はやっぱり次男だった…gawk
笑えるけどね、笑い事じゃないんだよ、アナタ。

まぁ、そんなふうに過ごした試験前のこの2日間。
あっちへこっちへと場所を移さず、一つ所に腰を落ち着けたほうがムダがないのに  と思いながらも見守った。
悪ガキまーくんもちゃんといい子に育っていた。
いよいよ明日は中間テストの初日である。
次男とまーくん、二人の健闘を祈る。

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