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2015年7月

この夏のオススメ

また今日は格別に暑い。
梅雨が明けて以来、待ってましたとばかりに連日猛暑が押し寄せているが、
今日のこの暑さときたら、自然の暴挙とでもいうべきか。
空調のきいた部屋から一歩出るやいなや、体にまとわりつく不快な熱気。
食欲も勤労意欲も体力も根気もすべて吸い取られ、
倦怠感と敗北感にまみれて再びエアコンの前に座り込む。
脳みそも内臓も、カラカラになった土の塊と化しているに相違ない。
今日の私は、小ぶりの水筒を手に家の中をウロウロするばかりで、何事をもやり遂げることができずにいる。

一方、隣には次男、相変わらずの元気印だ。
いつものようにテレビやゲームを楽しんだり、ゴムのついた水風船をバシャバシャ言わせたり、私には意味不明な感じの話題を楽しそうにひとしきりしゃべり続けて笑ったり、一人ではしゃいでいる。
ただでさえ暑いのに、まるで自ら熱と光を発しているような。
あなたはいったい、太陽の親戚か何かなの?wobbly

そんな次男が手元のゲーム機に目を落としながら言う。
「おかあさんは、ぼくがただ遊んでばかりいると思っているでしょ?」
遊んでいるようにしか見えませんが。
「ぼくはね、遊んでいるように見えて、ずっと考えているんだよ。
宿題のポスターの図案とか、工作のアイディアをね。」
ほぉ。
さようでございますか。
それはそれは、さぞ素晴らしい作品が出来上がるのでありましょう。
・・・・・・・・・・。
今日の私は、徹底してOFFなのである。

こんな暑さはあとどれくらい続くのだろう。
うんざりしながら、とりあえず水をだるい体に補給する。
瀕死のような私にとって、まさに命の水ともいえる
水筒の中の透明の液体は、甘い香りを漂わせていた。
その水が体内に滲みていくも束の間、私の中の土の塊はその水分をすぐに吸収しつくし、後にはどうにもしがたい重苦しさばかりを残す。
あぁ、こんなことで、この夏を無事に乗り切れるのだろうか。

・・・と、ここまで書いて思い出した。
今日書きたかったのは、私がだるい話などではなかった。
この水筒の話であった!

水筒の中身は、サントリーのヨーグリーナである。
南アルプスの天然水をベースに、乳清を発酵させて加えた飲料で、ヨーグルトのコクとすっきりとした甘さが味わえる。
4月の発売当初は、需要予測を上回る注文が殺到し、
一時出荷停止となる売れ行きだったそうだ。
そんなことはつゆ知らず、つい先日初めて店頭で手に取った私。
びっくりするほどおいしいよ!の宣伝文句につられて買ってみたら、本当にびっくりした。
見た目水なのに、ちゃんとヨーグルトの味わい。
今年の夏はこれだ!と思い、近所の安売り店へ箱買いに走った。
だが、あらためて飲んでみると、
あれ?なんかこの前より味が薄いような?
最初に飲んだときの、びっくりするようなおいしさを感じない。
へんだなー と思ったが、この度、その謎が解けた。
秘密は水筒にある。

不思議なことに、水筒に詰め替えて飲むと、味が濃く感じられるのだ。
私が初めて飲んだときは水筒で、次に飲んだのはグラスでだった。
グラスに注いで飲むより、あるいはペットボトルのまま飲むより、
水筒に入れて飲むのが断然おいしい。
夫に試してもらったが、同意見だった。
おそらく、水筒が細長い形状であるため、香りが周りに拡散せずに濃密なまま鼻に届くからなのではないかと思う。
つまり、香りも味のうち ということなのだ。
だから、味も香りも十分楽しむためには、外蓋をとったら中に飲み口のついていない、シンプルな水筒が望ましい。
そういう水筒をお持ちの方は、ぜひ試してみていただきたい。
絶対にびっくりするほど違うから!!smile

・・・と、記事を書き上げて、気が付けばちょっと元気になっている私。
これだから、ブログはやめられない。

 

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フワライドの怪

長男が幼いころだったか次男だったのか、
もう記憶があやふやになってしまったが、
とにかく息子のどちらかにピカチュウの根付けを取ってやろうと思い、1回100円のガチャポンに挑んだことがあった。
ガチャポンならだいたい1回200円が相場。
それを何回もやったらけっこうバカにならない出費だが、
100円なら と思わず触手が伸びる。
500円も使えば、いかにくじ運のない私であっても
ピカチュウくらい取れるに違いない。
ケチな私は勝てる勝負しかしないのだ。

おもむろに百円玉を投入口に入れ、我が子を見る。
「さ、ダイヤルを回して!」
目をキラキラさせてダイヤルをつかむが、
幼児の手ではうまく回せない。
子どもの手の上から自分の手を重ね、よいしょ!と回す。
何かが開くような手応えがあり、
ゴトン!という音とともにカプセルが転がり出る。

何が出た?
見ると、知らないポケモン。
フワライドとかいうんだそう。

Screenshot_20150717083149                            *ニコニコ大百科より

ふ~ん。
ま、1回目から出ないよね。
もう一回やってみよう。
次は出るかもよ。
百円玉入れて、わくわくしながらダイヤルを回す。
ゴトン!
出てきたカプセルをすばやく拾い上げ、中をのぞく息子。
「またフワライドだ!」
え~、また!?
2回続けてフワライドが出るなんて。

じゃ、次はこっちにしない?
今やった台のすぐ隣に、同じガチャポンがもう一台ある。
「そうだね。そうしよう!」と息子。
じゃ、行くよ!
百円玉を投入。
息子と二人、いちにのさん!でダイヤルを回す。
ゴトン!
今度はピカチュウでないまでも、なにか他のポケモンに違いない。
そう思って見てみると、
フワライド~!
そんなぁ・・・sweat02

いつもの私なら、ここでやめる。
3回連続でダメなら、今日はそういう日なんだと諦める。
でも、その日は違った。
1回100円がケチ根性に火をつけたのか、
こうなったら、絶対ピカチュウを取ってやる!と意地になった私は
息子にこう言った。
「最初の台に戻ろう。すでに続けて2回出てるんだから、次もフワライドなんてことはあるはずないよ」
ピカチュウとフワライド以外のポケモンがなんであったか全く覚えていないのだが、ポケモンは全部で5種類くらいあったはずだ。
次こそ出る!
ピカチュウか、ピカチュウでなくてもとにかく
フワライドでさえなければいい。
そんな気さえしてくる。
百円玉を投入口に押し込み、えいやっ!と気合を入れてダイヤルを回す。
どうだ!?
「おかあさん…」
言いにくそうに息子が言う。
「またフワライドだよ…」
まさかの4連続!
なんなの、これ~shock

どうする?もうやめるべき?
「…うーん、でも、ピカチュウほしい」
だよね(^^;)
っていうか、フワライドしか出ないとか、おかしいじゃん!!
ここでやめたら、今までの投資が無駄になる。
ねばらなくては!
最後の百円玉を握りしめ、どっちの台にするか、息子と相談。
かなり真剣に相談した結果、2台目のほうに決定する。
すでに、なんのためのピカチュウなのか、分からなくなっていた。
何かの呪いから解き放たれたい一心で、
今度こそ! 今度こそ、出てくれ!
祈りを込めてダイヤルを回す。
ゴトン とひときわ重々しく響く音。
そして、プラスチックのカプセルから現れたのは
またしても、どこかとぼけた表情のフワライドであった。

もうこれは単なる偶然じゃない。
すっかり怖くなった私たちは、それ以上ガチャポンをするのを止め、その場を立ち去るしかなかった。
手に入れたフワライド5体を抱えて。

・・・って、これ、もしや店員に仕組まれた?
今となっては真実を知る由もない。

最後に一つ、どうでもいいことながら、マメ知識を披露しよう。
フワライドの名前の由来は2つある。
フワフワ浮かんで移動すること(フワ)+人やポケモンを乗せる(ride)で、「フワライド」というのが1つ。
もう1つは、風に流されるままに漂う性質に、自分の主義主張を持たず他人の考えに賛同してばかりの人を意味する「付和雷同」を引っかけている ということだ。
ポケモンのネーミングも意外に深いものなのねぇ…
などと、妙に感心してみたり。

 

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じゃんけんの極意

じゃんけんに強い人がいるように、なぜだか弱い人もいる。
5年生の次男は、小さいころから、その“どうしてもじゃんけんに勝てない子”であった。
だれとやっても、ほんとに可笑しくなるくらい、必ず負ける。
何回やっても負ける。
確率からいって、負け続けるなんてありえないでしょ!
そう思って、試してみても、どうしてもこちらが勝ってしまう。
なんで?(^^;)

そんな次男、学期末の今日、学校で学年レクがあったそうだ。
そのとき、10人とじゃんけんで対戦するゲームがあったらしい。
詳しいルールはよく分からないが、とにかく、
1人ずつじゃんけんをしていって、いつものように負け続け、
「8人目でやっと勝ったよ」と複雑な顔の次男。
勝ててよかったね というフォローを入れようかどうしようか(^^;)
「給食のとき、残ったおかずやデザートの争奪戦で、
T(友達)なんかいつも決勝まで勝ち上がるのに、
ボクは全然勝てないんだ。
しょうがないから、ごはんをおかわりした (´・ω・`)」
じゃんけんに弱いって、けっこうわびしいんだねぇ…

「あ!でも…」と次男。
「実行委員を決めるじゃんけんには勝ったよ!」
実行委員って、その学年レクの?
そう とうなずき、
「ボク、各クラス男女一人ずつの実行委員に立候補したんだ!」と、Vサイン。
そういえば、前日、○×クイズのネタ探しを手伝わされたのはそういうことだったのね。
いつも人に譲ってばかりの次男が…。
それも、じゃんけんで勝ち取ったなんて!
すごい~shine

「ボクじゃんけん弱いから、どうせ負けるって思ってやったら、
そのときだけ勝てたんだよ!」
ということは…flair
勝とうと思うといつも負けてるけど、負けようと思うと勝てるんじゃない?
試してみよう!ということになり、
「じゃ、ボク、負けるよ! せ~の…」
じゃんけんぽん!
あいこでしょ!
あいこでしょ!
「勝った!(゚∀゚)」
まぐれ?

「じゃ今度は、勝つって思うよ!」
じゃんけんぽん!
あいこでしょ!
あいこでしょ!
あいこでしょ!
「負けた~(;´Д`)」

私たち親子、気が合うようで、今日はあいこが多かったが、
あいこの末の勝敗は、不思議なことに何度やっても同じで、
勝つと思えば負け、負けと思えば勝ち。
つまり、負けるが勝ちってことなんだよ と、かなり強引なオチをつけ、大きな苦手を克服したかのような達成感に包まれる。
これでこの先、彼の人生にツキが回ってくるのだろうか。
密かに期待したい。

 

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妄想

このところ、断続的な雨とともに鬱々とした日が続いている。
日の光を浴びないと、セロトニンが生成されないから?
そういうことなら、致し方ないわねぇ…
などと、同じくけだるそうにしている猫たちに話しかけてみる。
キジオもナノコも返事はなし。
ひげをピクリとさせる元気もないらしい。
まったく、こんなときでも元気なのは、子どもくらいだ。
子どもって、なんであんなにいつでも元気いっぱいなのだろう。

テレビを付ければ、目に飛び込んでくるのは
台風の目がいくつも渦巻いている天気図に、
どこかで起きた地震の速報。
あぁ、いやだ。
どうかこれ以上、なにも起こりませんように と
心でそっとつぶやきながら、掃除に取りかかる。

今週に入って、軽く夏風邪にやられたか、
次男と私、おなかの調子を悪くしていた。
次男の方は、たった一日学校を休んだだけですっかり回復。
しかし、私は4日も経つというのに、はっきりしない状態が続いている。
当然、家事もサボりがち。
買い物に出るのも億劫で、
食事作りも非常用のストックでどうにか凌いでいる有様。
気が滅入るのは、体調のせいもあるのかもしれない。
それでも、そろそろ掃除くらいやらないと、
床のあちこちにホコリがふわふわしはじめている。
よごれた部屋を見るのも精神衛生上よろしくない。

ホコリといっしょに、この重苦しい感じも吸い取れないものだろうか などと、無理難題を掃除機にふっかけつつ、
念入りにゴミの吸い取り作業をしていると、
ホコリや髪の毛などのゴミに混じって、
あちらこちらに糸くずが落ちている。
見るも不自然な、赤い糸くず。
それが、玄関に一つ。
キッチンに一つ。
バス・トイレ方面に続く通路にも点々と。
そして、トイレの中に至っては大量に、同じ糸くずがばらまかれていた。
義母のしわざである。

義母はデイケアに行くようになってから、手芸をするようになった。
パッチワークだとか、ビーズだとか、小物づくりなどに
創作意欲を燃やしていて、
デイケアに行かない日も、よく家でやっている。
趣味を持つことはいいことだし、
手先を使うのは脳の刺激としてもいいと思う。
そうは思うのだが、おとなしく作品を作るだけでなく、
どうしたって自分の活動の痕跡をしっかりと残すのが義母だ。
おせんべいを食べれば、そのカケラを落として歩くのと同様、
衣服にくっついたまま運ばれた糸くずが、
歩く道すがらポロポロと落っこちて、
トイレで大量に振り落されたというわけだ。

赤い糸を掃除機で吸い取りながら義母の動線をたどっていると、
なんだかおかしな気分になってくる。
義母が切り刻んだ赤い糸。
これはもしや、私の小指の赤い糸?
道に迷ったヘンゼルとグレーテルが、目じるしのパンくずを辿って歩くように、
バラバラになった自分の運命の糸を必死でかき集めてまわる…

んなわけないじゃーん!!!

こんな妄想を抱くのも、きっと低気圧のせいだ。

 

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