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2015年6月

はうすきーぴんぐ

衣類の断捨離を中断し、今私が取り組んでいるものは、
カビ退治である。
よって、あの開かずのタンスは、まだ開かないままだ。
あんなに意気込んでいたのにィ?と自分でも思うが、
でも、やめたわけではない。
ちょっと、寄り道をしているだけだ。
言い訳めいたことを言わせていただくと、
意識が断捨離モードに入ってからというもの、
衣類だけでなくいろんなことが気になってくるわけで、
物置の中の不用品を処分したり、食器棚の中を整理したり と、
この1か月半、それなりに断捨離を進めているのである。

部分的ではあっても、少しずつ家の中がスッキリしてくると、
汚いところが次々と目につくようになる。
そして、梅雨のこの時季、なによりも気になるのがカビ!
洗面所や風呂場の水回りエリアは特に危険だ。
家屋は義父母の時代に建てられたものなので、いわゆる昔風の造り。
洗濯機が置いてある部分の洗面所の床も、風呂場の壁も、タイルである。
サッシの溝もついめんどうで、清掃を怠りがちだ。
ちょっと気を許すと、カビの魔の手が忍び寄ってくる。
菌糸を張り巡らして家屋に取り付き、胞子を飛ばすという卑劣な増殖手段で容赦なく攻撃を仕掛けてくる。
そして、掃除が行き届かないゆえのホコリ。
洗濯機のある脱衣所兼洗面所のここかしこが
うっすらとホコリの層に包まれているのも、
ふだんのおざなりな掃除方法では完全に見過ごされてしまう。
こうしたホコリの中にも、カビの胞子がたくさん混じっているらしい。
考えだすと恐ろしいので、あまり考えないようにしていたが、
でもやはり、掃除は主婦の仕事である。
ここで、私が逃げてどうする!

だけどねぇ。
ホコリは定期的に掃除するとしても、
お風呂場ですでに生えてしまっているカビは、私にはかなりハードルが高い。
塩素系洗浄剤は苦手だ。
まずあのニオイ!
換気はもちろんするけれど、もろに人体に有害そうなむせかえるような塩素のニオイは、どうしても受け付けない。
しかも、肌についたり、衣服に飛んだりすると、かなり面倒なことになる。
なので、極力、その使用頻度を下げるため、このごろはアルコールを使うようにしている。
お酢を使うのもいいらしいが、それもニオイが鼻にツンときそうなので、キッチンで使っていた除菌用のアルコールスプレーをお風呂場にも用意して、
気になるところにプシュプシュ。
赤いぬめったカビを撃退するには有効なようだ。
でも黒いヤツは、なかなかに手ごわい。

どうしたものかと思い悩んでいた私に、朗報が訪れた。
テレビショッピングで紹介されていたカビナイトneoという商品である。
この手の番組はいつも見ているわけではないが、
見ればけっこう面白く、嫌いではないほうだ。
その商品の機能や特徴を実演や実験を交えて事細かに説明されると、
ほぉ~ 世の中にはそんなスグレモノがあるのか と感心してしまう私。
スタジオにゲスト出演しているタレントや購入者のコメントなども、
ついつい信用してしまいたくなる単純な私。
なによ、恰好のカモじゃない と自嘲しつつも、
ささやかな抵抗の証として、その番組ではなく楽天で注文する。
カビナイトneo2リットルとスプレー式容器のセットで、税込み3908円。
冷静に考えると少々お高いのだが、でもこれは使える!20150627_141032
塩素を一切含まず、発酵乳酸の作用でカビを根こそぎ除去するのだと言う。
風呂場やシンクなどの水回りはもちろん、トイレの浄化槽にも安心で、木材・ガラス・畳やクローゼットの内側のお掃除、さらにはカーテンのカビにまで幅広く使用でき、その上手肌に優しく刺激臭もない。
なんと画期的!flair
もっと早く知りたかった~
漂白剤ではないので、内側に深く入り込んだ黒いカビの色素までは落ちないらしいが、カビがそれ以上に広がらないのであれば、ひとまずは満足である。

青いボトルを手に、昨日は一日、家の中のあちこち目につくところを掃除して歩いたが、楽しくて仕方がない。
今までの塩素系のカビ取りを使ったお風呂掃除のあとは、
あぁ、やれやれ、これでしばらくやらなくて大丈夫 と思ったものだが、
オレンジの香りを漂わせるカビナイトのお掃除は、またやろう♪と思うのだ。
汚れの頑固なところは、完全に落ちなくても何回かやっているうちに落ちるかも と期待もふくらむ。
掃除ってものは、コマメにやるのが鉄則なのだ。
洗剤ごときに4000円も使うなんて!と家族に言われないように、
せっせとお掃除に励もうと思う。
そして、今度こそタンスの断捨離も、実行しなければ!catface

 

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物忘れ外来

驚いたことに、義母が自分から、認知症の検査を受けたいと言い出した。
探し物がちっとも見つからない。
ここ数日は、探し物ばかりしている。
そんな自分が不安で仕方がないのだと言う。
確かに傍目にも、義母の物忘れはじわじわ進行しているように見える。
だが、急いで検査を受けなければならないほど、新しい変化や兆しが見られるというほどでもない。
まだ、“いつものこと”で片付けてもいいような段階と、私には思われた。
ただ、近い将来、病院で受診する必要も出てくるだろうから、そのときにはどの医療機関にかかるべきかということには、考えを巡らせているところだった。

「心配なんですか?」と尋ねると、素直に頷く義母。
「ねぇ、認知症を診てもらうのって、どこの病院に行けばいいかしら?」という義母の言葉に、
2、3の医療機関の名前が頭には浮かぶものの即答は避け、
近いうちにケアマネさんに相談してみることを約束し、その場は終わった。
できるだけいい形で、今後の通院につなげていきたいと思ったからだ。
今、検査を受けても、おそらく認知症とは診断されないだろう。
認知症が発症する前段階の軽度認知障害(MCI)というところに
義母は来ているのではないか と私は考える。
MCIとは、認知症と似た症状が出ているものの、日常生活には支障がなく、まだ認知症にはなっていない状態のことで、つまりは健常と認知症の中間、グレーゾーンだ。
MCIの人がすべて認知症になるわけでもなく、その10~15%が一年以内に認知症へ移行していくというデータがあるらしい。
そんなきわどいところにいるのかもしれない義母であるから、
機を見て病院にかかることはとても重要だ。
緊急を要するような事態ではないとしても、
本人が受診したいと言い出した今が、いい契機であるのかもしれない。
これは、慎重に、うまく事を運ばなければ!

そんな私の思いとは裏腹に、思い立ったらじっとしていられないのが義母である。
さっさと自分でケアマネさんに電話をかけて「物忘れ外来」がある病院を聞き出し、その病院へ問い合わせをし、2日後の朝8時にはすっかり身支度を整えて私の前に現れた。
「今から物忘れ外来に行ってくるわ!」と言う義母には、意気込みすら感じられる。
え、今ですか!?
やっと子どもを学校へ送り出したところで、なんの用意もない私。
さすがに年寄り一人で受診させるわけにもいかないから、
私もいっしょに行きますと、あれほど言っておいたのに。
「いいのよ、一人で行けるから。大丈夫よ!」と強気の義母。
そりゃあ、歩いてでも行ける距離の総合病院。
行けるには行けるだろうけど。
だからって、一人で行ってどうするの!

再度の説得も虚しく、結局義母は一人で出かけてしまった。
「行ってくる」と彼女が言い出した時から、そうなることは私にはすでに分かっていた。
こんなとき、絶対に人の意見を聞き入れない義母。
自分の思うようにしなければ気が済まない義母。
もう好きにすればいい!
とはいえ、せっかく降って湧いたような受診チャンスだったのに。

落胆する気持ちを抑えきれない私は、落ち着かないまま半日を過ごした。
初診の診察は待ち時間も長いことだし、いっそ今から追いかけて行こうか?と思わないでもなかったが、「一人で行く」と言って聞かない義母と、また同じやりとりを病院の待合室で繰り返す気にもなれない。
コウノメソッドについて書かれた、学習図鑑のように大きくて重たい書籍を抱えては家の中をウロウロし、病院での義母のことをつい想像してしまう。
自分が認知症なのではないかと疑う老年女性が、果敢にも単身で病院に乗り込む。
どんなことがあって、どんな不安を感じているのか、
どうやって受診に漕ぎつけ、今ここにいるのか、
訊かれたことも訊かれないこともどんどんしゃべり、
さぁ、こうなった今は何も隠すことなどない、思う存分調べてほしい と、一見もっともらしい理屈を繰り広げる元気そうなばあさん。
迎え入れたドクターは、ふん、ふんと話を聞き、それでは と、ごく一般的な検査をする。
長谷川式かなんかの認知症スケールと、CTかMRIの画像検査。
そして、大丈夫です、異常はありません、これだけしっかりしていれば大丈夫!と言って笑顔で送りかえす。
あぁ、よかった、安心した と帰宅する義母。

私が心に思い描いたシナリオは、ほぼ正確に当たっていた。
さっそく方々へ電話をし、自分の新しい体験を興奮気味かつ自慢げに話す義母の声を聞くともなく聞きながら、やっぱり一緒に行くんだったとため息の私。
もし同行していたら、SPECTやPETなどの検査についてもドクターに訊いてみることができたのに。
これらの検査では、従来のCTでは分からない脳の血流や代謝の状態を画像で見ることができ、脳細胞が機能しているかどうかがわかる。
つまり、脳の萎縮が始まる以前に、異変を察知することができるのだ。
そうなれば、MCIの段階からの治療の可能性も出てくる。
せっかく大きな病院を受診したというのに、
なんの実りもないままの現実に、大きな後悔を残すことになった。
こんなチャンスは、次はいつ訪れるのだろう。

義母の受診から2週間が過ぎ、ケアマネさんが月に一度の定期訪問で我が家にいらっしゃったとき、物忘れ外来の話題になった。
「で、結局、病院には行かれたんですか?」とケアマネさん。
「いいえ、行ったことはないの」と義母。
見えない何かが部屋の真ん中を通り抜けたように沈黙が流れ、
背筋が凍る思いの私である。

 

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子どもの成長、その光と影

先日、次男の小学校の運動会が行われた。
前日の雨から一転、晴天に恵まれ、絶好の日和。
今年は5年生ということもあり、自分の出る種目以外に、
進行の上での係分担なども加わって、
大張り切りの次男であった。

当日までの一週間は、
毎年恒例になっている5年生の演技種目「ソーラン節」の練習にも余念がなく、帰宅後には「はぁっ!」という威勢のいい掛け声とともに汗だくになって踊る次男の姿が垣間見られた。
気合は十分!
小学校に入学以来、過去4年間はずっと赤組。
そして、どの年も白組に優勝を奪われてきたのだった。
5年目の今年、初めて白組になった次男の胸には、
今年こそ勝てるかも?という淡い期待が膨らんでいたことと思う。

しかし、神は意地悪な采配をふるった。
今年に限っての、赤組優勝。
次男くん、またも負けである。
去年までのようにがっかりして帰ってくるんだろうと思っていたが、
今年は少し様子が違った。
勝ち負けの話はしない。
お風呂で汗をさっぱり流し、日に焼けた顔でアイスを食べながら、私が撮影したビデオカメラの動画を見る。
あぁ、これも撮ってたの? と次男。
そうよ、もちろん!
それは、審判の係で、他学年の徒競走のゴール地点で順位カードを渡している、次男の働く姿だった。
テキパキして、かっこよかったよ~happy02
ソーランもほかの競技もよかったけれど、
母の目には、この仕事をしている次男がやけにまぶしかった。

子どもの成長は、親ごころをくすぐる。
しかしその反面で、大人に近づくということはずるさを身に付けるということでもある。
さぁ、諸君、これを見給え! …てだれに言ってんの~^^;

20150605_142204
見てもピンと来ない方は、こちらの記事をご覧あれ。
一年前の夏、次男が田んぼで捕まえてきたザリガニが、
みごと冬を越したのであ~る!
昨年、初冬までは甲斐甲斐しく世話をしていた次男だが、
気温の低下とともにザリガニの活動も低下するに伴い、
すっかりその熱も冷めてしまっていた。
冬の間、かわいそうなザリ子、ほったらかしである。
冬眠状態にあったと思われるザリ子は、それでも生き延びた。
春になってザリ子が眠りから覚め、休止していた活動を再開しても、いったん冷めてしまった次男のザリガニ熱には火が付かないようだ。
なぜなら、自分が世話をしなくても、そのせいでザリガニが死ぬようなことにはならないことを知っているからである。
「ザリ子がかわいそうじゃない!」と口では言っても何もやってくれない母と違い、なんだかんだ言ってもほっとけなくて世話をしてくれる面倒見のよい父。
それを見抜いた上で、自分は楽して通ろうとする子ども。
死なれるのは嫌だけれど、ちょっとめんどくさいんだもん。
おとうさんいるから、大丈夫。
だけど、たまにはエサでも食べさせてみようか。
5年生の彼が考えるのは、そんなとこ。
こうやってちょっとずつ、世渡り上手になっていくのか。

つくづく、物事には光と影の両面があるものなのだと思う。

そして、気のせいか父になつき始めているザリ子ちゃん…。
20150605_141646

 

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