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10歳に壁はあるのか

久しぶりの更新です。
あれよあれよという間にひと月たってしまいました。
早かったです、二月。
そして、最後の最後についに来ちゃいましたね。
一馬に召集令状が!weep
あ、すみません、朝ドラの話です。
ストーリーの展開と時代背景を考えたら、そろそろ来るんだろうなぁとは思っていましたが…
かわいそうなエマちゃん…

思えば、当時、戦争によって人生の行く手を遮られたり、夢を阻まれたりした人は、実際どれほどたくさんいたのでしょう。
多くを望むことを許されず、何をするにも壁がある。
そんな時代を生きた人たちがいたからこそ、今があります。
こんなにも豊かで平和な世の中に生まれてきた私たちは、その幸運に感謝しなくてはなりませんね。

さて、「壁」といえば、『子どもの「10歳の壁」とは何か?』という本を最近読みました。
子育てをしていると、早期教育の重要性を謳い、「学力は10歳までに決まる」的な、ある種の脅し文句のようなフレーズがあちこちから聞こえてきます。
現在、下の息子はまさしく10歳ド真ん中!
もしや、壁にぶち当たっているのでは?coldsweats02
いつものんきな息子からは、苦悩の表情は読み取れませんが…coldsweats01
同年代の子どもを持つ親なら、不安に思う人も多いでしょうが、どうぞご安心ください!
本の著者、渡辺弥生さんによりますれば、10歳までの育て方ですべてが決まるようなことはないそうです。
ただ、発達心理学において「9歳」「10歳」という年齢はとても興味深い時期で、子どもにとっては大きな転換期であり、飛躍の歳であるそうなのです。

10歳以降というのは、それまでの具体的思考から抽象的思考へと入っていく時期です。
ピアジェの発達理論で言う、具体的操作期から形式的操作期への移行ですね。
その過程で脱中心化が起こります。
つまり、他者の視点の獲得です。
そうした流れの中で、他人のことを自分のことのように考え、他人の行動から気持ちや考えを予測することができるようになったり、また、自分自身を客観的に見られるようになったりします。
メタ認知能力が育ってくるのもこの時期なのですね。

また、感情の面でも成長し、肯定的感情と否定的感情が入り混じったような複雑な感情があることに気付き、それを表現できるようになります。
例えば、うれしいけれど恥ずかしい とか、怖いけれどやってみたい とかいうものです。
そんな細やかな心の動きに敏感になったところに、第二次性徴におけるホルモンの影響などもからんでくると、ちょっぴりややこしいお年頃と言われてしまうわけなのですねcoldsweats01

そして、忘れてはならないのは友達の存在です。
この時期の子どもは、親の言うことに従うべきだという考えが弱まり、友達との友情が強くなります。
そのため、友達の目がとても気になり、必要以上に考えすぎて自意識過剰に陥ったりもします。
ジレンマや葛藤を抱えやすく、不安定な時期ではありますが、その中で社会性と道徳性をバランスよく養っていくことが、やがて来る思春期の荒波を乗り越えていく上で重要になってくるそうなのです。

こんなふうに見てくると、まだまだ子ども!と侮ってはいられませんね。
子どもの成長には、たくさん遊ぶことが大切と言われています。
友達との関わりの中から培われるものは多くあります。
よく遊ぶという点だけは合格ラインにいる息子ですが、そこから何を学んでいるやら。
大きな飛躍へとつながってくれればいいのですけれど… confident

 

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コメント

さぼてんの花さん、こんばんは。
私は子育ての経験がないので場違いですが 
私の尊敬する保育士さんが言っていた事を
お伝えしたくなりました。
「三つ子の魂百までも」は3歳までにすべて
決まるのではなく3歳まではしっかりと
スキンシップする!が本当だと。
男の子でも女の子でも
「チュ~したり 頬をするあわせたり」
することが大事な年齢だと聞きました。
一部では母親が頬を摺り寄せたりすると
「皮膚病がうつる」などといわれる時代に
なってしまったことは絶対違うと言っていました。
共感できますね。
10歳も同じだと思います。(多分、苦笑)Σ(;・∀・)
やたら情報が多いからこそ難しい時代ですね。
私も介護について勉強がまだまだ必要と考えている
今日この頃です。
何をいいたいか?わからなくなりました(笑)( ´艸`)フ

投稿: | 2015年3月 1日 (日) 21時41分

舞さん、コメントありがとうございます。
小さいころのスキンシップは大切ですよね。
言葉よりも何よりも、温もりがダイレクトに伝わりますものconfident
そこから得られる安心感は、ゆらぐことのない確かな絆をつくり、それがあるから子どもは自信をもって外の世界に挑んでいける。
形は変わっても、その年齢にあった愛情を与えられることって、絶対に必要なんですよね。
わが子も10才になり、さすがにチューは嫌がりますので、母も愛の示し方を模索してまいりますわcatface

投稿: さぼてんの花 | 2015年3月 2日 (月) 22時07分

お久しぶりです。

なるほど、言われてみれば、
へ〜そんなことが分かるようになったのねってこと、
ちょいちょい見られるようになりましたね。うちの子達も。11歳だから、壁を越えたのか?越えようとしているところなのか?
まだ支離滅裂なところも多いですけどね。

友達の影響は、大きいですね。
だからこそ、付き合う友達のタイプも、親目線では気になるところですが、我が子も人の性格に文句付けられるほどの人格者でもなく‥

まあ、今のところ、お友達を見てると、うちの子達の友達を見る目は信じてもいいかなと思えるし、
仲良くしてくれるお友達に感謝もしています。
また、もうすぐ進級してクラス替えもありますが、
これまでのお友達も、新しく出会うお友達も、大事にして
楽しく過ごしてもらいたいものです。

投稿: クー | 2015年3月 3日 (火) 21時46分

うちの末っ子がほぼ同年代です。
10歳という年齢よりも思春期とか成長期とか関係してるのかも。「おとなの階段の~ぼる~♪」なんて歌がありますが、私は何となく壁を抜けても同じ高さというよりも、階段のイメージがあります。その階段はゆるい階段だったり、急な階段だったり、時には休んだり振り返ったりできる踊り場があったり、階段⇒踊り場⇒階段⇒平坦な道⇒階段⇒踊り場⇒道・・・。think

投稿: 猫畑 | 2015年3月 3日 (火) 22時41分

クーさん、こんばんは(^^)
お久しぶりです。
訪問とコメントをありがとうございます。

リアルタイムに見ていても、意外に子どもの成長って気づかなかったりしますね。
後になってみて、そうだったのかぁ…と思い当ったり。
長男の10歳のころを思い返してみると、今にして納得できたりします。
つまずいたり、回り道したりしながらも、ちゃんと育ってきたんだねぇconfident なんて思ったり。

高学年になってくると、友達付き合いも広がって、近所の子以外はだんだん親が把握できなくなってきていますが、たくさんの友達を持つことはいいことだし、いずれその中から親友と呼べる友も現れてくるのでしょうね。
心配なことも多いですけれど、やっぱり楽しみですね。

投稿: さぼてんの花 | 2015年3月 3日 (火) 23時19分

猫畑さん、こんばんは(^^)
そうですね~
子どもの成長って、単調なものではないですよね。
個人差もあるし、性別によっても違ったり、頭の成長・身体の成長・心の成長のバランスもそれぞれだったりしますね。
うちの10歳は、甘えん坊で幼い感じですから、思春期なんてまだまだ…って感じですが、
おっしゃるように成長の速度にも緩急があるのでしょうから、ある日気付いたら…!なんてこともあるかもしれません。
早めに心の準備をしておいたほうがいいですかねぇthink

投稿: さぼてんの花 | 2015年3月 3日 (火) 23時28分

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