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ゴハンのおねだり

夕方、いつもの時間に私が台所に立つと、二つ並んだケージの中から訴えかけてくる声。
キジオとナノコです。
食べ物の匂いが空腹感を刺激するのでしょう。

にゃ~お! にゃ~お! にゃ~お~~!!
  にゃ~    にゃ~  にゃ~お~~!!  

息の合った猫声二部合唱♪
ゴハン、まだ?の催促です。

しかし、そうしながらも彼らは知っているのです。
ちょっとぐらいおねだりしたところで、ママは絶対にゴハンをくれたりはしないことを。
ふっふっふ ^m^ 
ほっとけば、じきに静かになります。

そんなわけで、ネコたちがいかにうるさく騒ごうとも、知らん顔して自分の仕事を続ける私。
いつものことなので、猫たちも早々にあきらめて静かになっていると、不意に夫が姿を現すことがあります。
(家が職場なのでしょっちゅうです^^;)
するともう、止められない、止まらない!
「パパだ!ゴハン!!」と、ネコ語で叫びながら、
段から降りたりまた上ったり、ケージを揺さぶる大騒動。
蜂の巣をつついたような騒ぎです。
パパ、すごいね!大人気だね~(^v^)
「オレがっていうより、ゴハンがね( ̄д ̄)」

そう、いつもネコたちにゴハンをあげるのはパパの仕事です。
パブロフの犬ではないですが、パパを見ると唾液が分泌されるにちがいないキジオとナノコです。
パパが不在のときは私が代わってゴハンをあげますが、パパが在宅か不在かを不思議と2匹は心得ているようです。
パパがいないときは、ネコたちが私を見る目の色が違っていますもの(^^;)
…とまぁ、ゴハンどきには毎日いろいろありますけれど、お腹がすいたと騒ぐネコたち、今日も元気です(*^^)b

食欲は健康のバロメーターと申しますが、本当だなぁと痛感する出来事もありました。
二匹を見ていると、「食」に関してキジオはわりにあっさりしているのに対し、飽くなき執念を燃やすのはナノコです。
そのことについてはこの前書きましたが、そんなナノコにも過去に一度だけ例外がありました。
ある日、いつもの時間にいつものようにゴハンをあげたところ、なんとナノコが、食欲の権化ともいうべき、あのがっつき一気食いのナノコが、大好きなゴハンを残したのです。

Σ(゚Д゚)
ナノコがゴハンを食べないなんて、ありえない!

これは絶対になにかがおかしい。
そういえば昨日からどことなく元気がなかった…!
異変を確信した私は、ナノコを連れて獣医さんに駆け込みました。
ナノコを診察した獣医さんに告げられた病名は、「子宮蓄膿症」。
シキュー?チクノーショー??(゚Д゚;)
蓄膿症といえば鼻の病気とばかり思っていましたが、子宮もあるのですね。
免疫力が落ちているときに、子宮に細菌が入り込み増殖して起こす病気で、子宮内に膿がたまるのだとか。
「手術が必要です。早く処置しないと、命にかかわりますよ」
そう言われては否も応もなく、その場で入院となりました。

それから数日たって、入院中のナノコに会いに行きました。
「こちらです。術後の経過は順調です。
 ゴハンもよく食べてますよ~(・∀・)」
と案内され、ナノコのいるケージの前へ。
中をのぞくと、首にエリザベスカラーをつけられたナノコが奥の方で隠れるようにうずくまっています。
見ればケージの入り口には、「ビビリ 飛び出し注意!」の貼り紙が・・・(^^;)
人見知りナノコちゃん、健在のようです。
それでもパパが「ナノコ~」と呼ぶと、おずおずと前の方に出て来ました。
カラーを巻かれているせいで、思うように甘えることはできませんでしたが、それでも嬉しそうな表情を見ることができました。
知らない場所、知らない人たちばかりの中で、しかも犬・その他の入院患者に囲まれて、どれほど心細い思いをしたことでしょう。
それでもちゃんとゴハンを食べるあたり、ナノコらしい( *´艸`)ププ
少し安心すると、今度は懐具合が心配になります。
キジオのとき以上に高額な治療費の請求が来そうです。
ネコを飼うって、お金がかかるのね・・・(-_-;)

痛い出費ではあったけれど、まぁナノコが元気になってよかった。
そんな私たちの思いを知ってか知らずか、すっかり回復し、相変わらずの食い意地を日々発揮しているナノコです。
そのときの手術で子宮と卵巣を摘出しましたが、もっと早い段階で避妊手術を受けさせていればこうした病気も未然に防ぐことができるのだと獣医さんに言われました。
子猫を望むわけでもないのに、なんとなくかわいそうという理由で、避妊手術を先送りにしていた結果、大切な命を危険にさらしてしまいました。
飼い主としては反省すべき点でしょう。
普段のナノコの目を見張るほどの食いっぷりのおかげで、病気が早期に発見できたことはとても幸運なことだったと思います。
それを思い出せば、どんなにかうるさいゴハンのおねだりも、「元気な証拠」と笑ってやり過ごせるというものです。

 

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ペット」カテゴリの記事

コメント

命拾いしたナノコちゃん、食いしんぼう様様ですね。
良かった良かった。happy01

投稿: 猫畑 | 2014年6月22日 (日) 17時34分

そうですね、食欲があるのは元気な証拠!
動物でも子どもでも食欲ないとなると、心配になりますもんね。
さぼてんの花さんの、ん?おかしいからの判断、行動も早くて、
ナノコちゃん良かったconfident
元気になってまた食欲復活confident
ほっとしますね。
うちの息子も食欲がない時は要注意ですcoldsweats01
これはもしや… って警戒してると必ずその後熱が出たりと具合が悪くなります。
やっぱりばくばく食べてくれるのが安心ですねwink
それにしても、子宮蓄膿症という病名にびっくりしました。
あたしも鼻の病気のイメージしかなかったのでcoldsweats01


投稿: ところん | 2014年6月22日 (日) 18時36分

ナノコちゃん子宮蓄膿症も初期の段階で完治して本当に良かったheart04
今は亡き我が家の愛犬も夏になると同じ病気にかかり、血だらけでただただ薬を飲ませる事しかできずに神様に祈っていたのを思い出しました。
動物を飼うとお金がかかりますよね。

我が家の愛犬は免疫の病気で手術後の感染症で命にかかわる割合が蓄膿症による割合より高くて、獣医さんに手術をしてもらえませんでした。

お金を積んでもどうにもならない事があるんだと思い知らされた瞬間でした。

でも12年近くも生きてくれました。
今でも思い出すのは楽しいことばかりheart04
ナノコちゃんとキジオくんが元気でさぼてんの花さんのご家族とずっと楽しく暮らしていけますようお祈りしていますhappy01

投稿: タッタ | 2014年6月22日 (日) 19時25分

避妊手術って、病気を防ぐためにもするんですか〜
知らなかった〜
それにしても、
ご飯を残しただけで、見極められたなんてすごいです!
言葉の話せない動物は、やっぱり飼い主さんの判断しかないのでしょうが、なかなかはっきりした症状がないと、病院に連れて行くのって、ためらわれるのではと思います。
そんな状態でも実は緊急であったりするんですね〜
よかったね〜ナノコちゃん、はやくお医者さんに診てもらえて。

投稿: クー | 2014年6月22日 (日) 22時15分

ナノコちゃん、元気になってよかった~
動物は「私、ちょっと具合が悪いの」と、教えてくれないから、食欲の感じで判断するしかないですよね。
我が家(実家)もそうでした。
「なんで、具合が悪いって早く言わないの!」と、
無駄に怒ってました(笑)
にゃんこ達は、毎日、癒しと楽しみを、私たちにくださっているから。
治療費は大変ですが、にゃんことの生活・・・
うらやましいですhappy01

投稿: みきみき | 2014年6月22日 (日) 22時44分

猫畑さん、こんにちは(^^)
ほんとうに。
ナノコがあれほどの食いしん坊でなければ見過ごしていたかもしれません。
食いしん坊万歳!(笑)

投稿: さぼてんの花 | 2014年6月23日 (月) 14時15分

ところんさん、こんにちは(^^)
子どもも動物も同じですよね。
具合が悪くても自分で言えないところ。
軽く見ていると後になって… てこともありますから、
注意が必要ですよねsweat01

猫の病気についてはあんまり知識がないんですが、
あるんですねー、そういう病気が。
子宮蓄膿症。
耳慣れない病名でびっくりしましたが、
けっこうあることなんでしょうか。

投稿: さぼてんの花 | 2014年6月23日 (月) 14時23分

タッタさん、ありがとうございますheart04
わんちゃんも同じ病気があるんですね。
見守ることしかできないというのも、つらいものですよね。
動物は自分の身に起きることを素直に受け入れるようなところがありますから、きっとタッタさんのわんちゃんも、自分の運命を静かに受け入れ、ご家族に見守られてたくさんの愛情を受け取ることができたのではないかと思います。
タッタさんのコメントを見ると、そう感じますconfident

投稿: さぼてんの花 | 2014年6月23日 (月) 14時34分

クーさん、こんにちは(^^)
ゴハンを残しただけで気づけたのは、
それだけいつものナノコがガツガツしているということなんですcoldsweats01
いや~、分かりやすいネコでよかった(笑)
そうでなかったら、見過ごしていたところです。
そしたら今ごろ、ナノコはいなかったかも…
手遅れにならず、よかったです。

避妊手術で防げる病気もあるということは、私もそのとき知りました。
それまでは、ほら、例の、恋の季節が来るたびに、異様な騒ぎになっていましたから~coldsweats01
キジオは去勢していたものの、ナノコも手術した方がいいかなぁ?どうしようかなぁ?くらいにしか考えていませんでした。
いろいろ知っておかなければ、責任もって生き物を飼うことは難しいですね。

投稿: さぼてんの花 | 2014年6月23日 (月) 14時44分

みきみきさん、こんにちは(^^)
そうなんですよね~
具合が悪いなら悪いって言ってくれたら分かるのに。
まぁ、仕方ないですね、ネコだから(笑)

でもネコたち見ていると、かなりいろんな言葉が理解できているようなので、そのうちしゃべりだすんじゃないかと半分本気で思うことがあります。
にゃ~じゃないこと、言ってみ? とか話しかけてみたり(笑)

投稿: さぼてんの花 | 2014年6月23日 (月) 14時49分

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