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親子の遺伝子

私と母はあまり似ていない親子だった。
子どもの頃はずっとそう思っていたし、母もそう思っていたと思う。
それが、二十歳を過ぎた頃だろうか、
「(顔が)お母さんに似てきたね」と人から言われるようになり、
アラフォーとなった今では、
「後姿なんかお母さんにそっくりだよ」と主人に言われるほどである。

そういえば、母に似てきたのは顔や姿かたちだけではない。
やることや考え方まで母に似てきたように思う。
家事をやりながら、あるいは、だれかとおしゃべりしながら、
あら? 私、母みたいなことしてるわ~
と、ふと気付くのである。
結婚して実家を離れてからこのような変化は起こったように思う。

そしてまた同じことが主人の身にも起きている。
主人と父とは全く似ていない親子である。
妻である私の目から見て、ほんとに全然似ていない。
それが不思議なことに、義父が他界した三年前から急に、
「お父さまにそっくり!」と人から言われるようになった。
そっくりだと言ったその言葉には、今まで気付かなかったけど似ていたのね!という驚きがこめられている。
それまで同居していた父があの世へ旅立ち、距離ができたことが親子の遺伝子の封印を解いたような気がしてならない。
この先、主人はじわじわと義父に似ていくのであろうか。
成り行きをしっかりと見届けたいeye

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