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三度目の真実

よく昔から、「二度あることは三度ある」という。
また一方で、「三度目の正直」という言葉がある。
日本人ならだれでも知っているこの二つの言葉は、正反対の結果を表わす。
このことについて、少し考えてみたい。

共通するのは、どちらの場合も二度失敗しているという状況である。
二度やって、二度とも失敗する状況というのは、確率的に起こりやすい状況なのだろう。
その場合、次にとる行動の選択肢としてまず思い浮かぶのは、
《二度もダメだったのだから、どうせ次もダメだろう》とあきらめてしまうこと。
つまりは、「二度あることは三度」。
三回目も失敗する可能性は大きいとの予測から、ネガティブになってしまうのだ。
長い人生、あきらめも肝心…とわりきってしまえばそこまでの話だ。
しかし、そうはいってもかんたんにあきらめがつかないことがある。
《二度も失敗したけど、ひょっとして次はうまくいくかもしれない》
この、ひょっとして…という希望が、「三度目の正直」の実体なのではないかと思う。

結局、やりたいことはやめられない。
自分の思いの強さが、三度目のチャレンジを決定する。
そして、三度目のチャレンジが実を結ばなかったとしても、四度目・五度目の正直をねらうことになっていくのである。
その際にも、頭の片隅で、《二度あることは三度も四度もあるにちがいない。ダメでもともと!》と、失敗したときのダメージを最小限にくい止め、自分を励ます方法を我々はちゃ~んと心得ている。

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