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人生にまつわる分数・小数の考察

子どものころ不思議に思っていた。
1÷3の答え。0.33333… もしくは3分の1が正解。
小数では終わりのない数字の連続となるその数値を、分数はいとも簡潔に表してしまう。
違いはそれだけではない。それぞれを3倍してみたとき、それはより明らかになる。
3分の1に3をかけると1に戻るが、0.33333… に3をかけると0.99999… となり、1には戻らないのである。
0.99999… という数値は限りなく1に近いが、完全な1ではない。
同じでないものをイコールでむすんでしまうようなことが、数の学問において許されるのだろうか。
            *
最近になって思う。
人生においてもこのようなことがあてはまるのではないか。
人間の気持ちはかんたんに割り切れるものではない。
頭では分かっているのに、どこか心にひっかかる…ということはよくある。
「竹を割ったような性格」などという言葉があるが、そういう人は分数型人間といえるのかもしれない。
しかし、完全な分数型人間はいない。
感情というものはどこか理屈を超えた生き物であると私は思う。
感情のない人間がいないように、完全な分数型人間もまたいないのである。
なにかが起こる。その出来事を境に、前の自分と後の自分には微妙な誤差が生じている。
それでも、その誤差は大きな人生の流れにいつしか取り込まれ、まあそんなこともあるかとやがて分数に変換されていったりする。
          *
かくいう私も典型的な小数型指向の人間だ。
分数にあこがれつつも、根っからの小数型人間であると自覚している今日この頃である。
願わくば、分数と小数を使い分ける術を習得したいものである。 

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